フリマアプリを利用されている方は、私も含め皆さん出来るだけ送料を
安くしたいと思っています。
これはそんな私が体験したことです。
ゆうゆうメルカリ便の『ゆうパケットポスト』という発送方法を
利用している人も多いと思います。
専用の箱、またはシールを購入しポストに投函すれば
200円で発送というサービスです。
この記事は
『ゆうパケットポスト』に関心と疑問、
モヤモヤのある方におすすめの内容です。
ゆうパケットポストとは
先日、出品したアクアリウム用品がメルカリで売れました。
売れた商品のサイズが中途半端で、安く発送する方法を検索したところ
ゆうゆうメルカリ便で「ゆうパケットポスト」という発送方法があることを知りました。
ゆうパケットポスト
2020年11月4日からサービス開始。
ゆうゆうメルカリ便、かんたんラクマパックにて利用できます。
3片の合計が60センチ以内で長辺34センチ以内、
かつ郵便ポストに投函できるも。重さ2キロ以下。
縦横が14センチ×9センチ以上
(円筒形の場合は長さ14センチ以上、直径3センチ以上)
投函口の形状は郵便ポストにより異なります。
投函口が小さなポストの場合、
ご使用になる梱包資材によってはご利用いただけません。
郵便ポストに投函可能な厚さの目安は3センチです。
(株式会社日本郵便ホームページより抜粋)
梱包は専用の箱(65円)で、または自身で梱包して専用のシール
(20枚入り100円)を購入し貼り付け、
スマホでQRコードを読み取りポストへ投函で完了。
※ 専用シールは郵便局で購入した場合20枚入りで100円。
ローソンなどでは10枚入りで75円。郵便局で購入する方がお得です。

ゆうパケットポスト 投函口7センチ問題

投函口7センチのポスト登場
2021年10月18日より、全国15箇所の郵便局に
ポスト投函口7センチのポストが新設されました。
非接触による対応が可能になることと、
メルカリなどの荷物を窓口ではなくポストで賄えるということ。
利用状況を見て今後設置数を拡充してゆく予定。
今回のメルカリで売れたのは趣味のアクアリウム商品で
濾過フィルター水作エイトコアのリフィル、定価498円の商品。
アクアリウム用品のチャームで買うと送料が730円になるので割高。
メルカリで未使用品を購入するとお得です。
送料は出品者払いなので590円という値段をつけて出品しました。
数日後、売れました。
商品は3辺合計が25センチ以内で厚さが6センチ。
この場合は『ゆうパケットプラス』が最適ですが
送料375円に専用ボックス65円の合計440円になります。
このサイズは中途半端な大きさで送料が結構かかってしまうのです。
発送はいつも最安値で安全に送れる方法をネットで検索して発送していますので
今回も調べてみたところ『ゆうパケットポスト』で送れば
安く発送できることがわかりました。
確かテレビのCMでも見かけたことがあります。
ところが、このサービスは厚さ3センチのポスト投函口のみ対応となっていたのだけれど、
最近厚さ7センチもでのものが送れるポストを設置している郵便局が
全国で15箇所ありますということでその郵便ポストを設置している郵便局が
ネットで明記されていました。
残念なことに私の住む街の郵便局の名前はなかったので
他の方法で送ろうと思ったのですが、もしかしたらポストじゃなくて
ゆうゆう窓口で受けてもらえないのかなと思い電話で聞いてみることにしました。
電話口のスタッフの方は「うちの郵便局のポストは
厚さ3センチのものしか対応できないのですが、
ゆうゆう窓口でお引き受けできますので、持ってきてください」とのこと。
私はそれを信じて窓口に行きました。
まず、自分で商品を封筒に入れてきてくださいとのことでしたので
言われた通りにしました。
カウンターで発送時に貼るシールを購入し、カウンタースタッフの指示に従い
QRコードをスマホアプリで読み取り完了。
カウンターの方が「では外のポストに投函してください」
「えっ? 今なんと?」
「はい、外のポストに投函してください」
「はっ? いやいや、ポストに入りませんよ」
「じゃあダメです。」
「?????」
だってさっき言ったじゃん〜、大丈夫だって〜!」
(コントですかこれは)この後の展開はご想像通りです。
私は電話で確認をとって、大丈夫だということで出向いてきたのに
単純に郵便局のスタッフが『ゆうパケットポスト』のサービス内容を
全く理解していなかったこと、マニュアルの内容をスタッフ同士で
共有できていなかったということです。
郵便局側の対応は正直あまり誠意を感じませんでした。
こんなんでよくサービス業やってるなぁ。。。
郵便局はメルカリ関係の業務は面倒なのでしょうか。
サービス内容が複雑になることへの愚痴を長い時間聞かされました。
そこのところは私には関係ないのですがねぇ。。。
システムが新しくなっても、対応する人の教育が遅れているようで
全体を理解している人がいませんでした。
マイナンバーカードも、JRのスイカ関連のサービスなども
同じような感じなのでしょう。
実際JRでも似たような迷惑を被りました。
イメージ戦略のコマーシャルばかり先行してるようです。
ボヤいてばかりいても仕方ないので、
郵便局のお客様相談窓口に問い合わせ。
そこで解ったことをお伝えします。
7センチポストと『ゆうパケットポスト』のグレーゾーン

ゆうパケットポストは3片の合計が60センチ以内、長辺30センチ以内、
ポストに入ればOK。
郵便ポストに投函可能なサイズの目安は3センチ以内です。
この2点でわかることは、一応3センチが目安ですがポストに入ればOKですよ。
という意味にとれます。
ちなみに全国のポストの投函口のサイズは現在は3センチと4センチと7センチの3種類。
要はポストに入ればOKなのです。
2021年10月18日よりポスト投函口が7センチの新設ポストが登場した今、

ポストに入ればOK!



ポスト投函可能なサイズの目安は3センチ以内
「ポストに入ればOK、と ポスト投函可能なサイズの目安は3センチ以内」が矛盾します。
厚さ3センチが絶対なら、専用パッケージのみの発送で良いのじゃないでしょうか?
専用箱以外にも貼って送れるラベルシールがあります。
このシールの存在も利用者からすると便利でありがたいのですが、
3センチ以内というのは気にしなくていいよー的に捉えてしまう。
自分で梱包したものに貼るシールなので実際3センチ以上のものも
ポストに入れば大丈夫ということなのでしょうか。
そこで問い合わせてみたところ、郵便局のお客様センターは
この部分の話しになると微妙に逸らして聞いてもいない
ゆうパックを勧めたりレターパックでの発送を案内してきます。
私はゆうパケットポストで投函口7センチのポストでは
厚みが3センチ以上の物は投函して送れるのでしょうか?と
何度も聞いたのですが的確な答えは得られませんでした。
最後に「じゃあ、投函口が7センチのポストに
厚さ6センチの包みにシールを貼って20個投函してもよいのですね」と
極端な例えを用いて質問したら
「それは困ります」と言われました。
「ダメということですか?」と聞くと
「ダメというより、それは困ります」と。
「よいのかダメなのかどちらかでお答えいただけますか?」というと
「ダメだと思うのですが。。。私が申し上げられるのはここまでです」と言われました。
どうして「ダメです」と言い切らないのでしょうか。
限りなくグレーなゆうパケットプラスポスト、7センチ投函口。
推察してみる


これは単に私の考えなのですが、結局ゆうパケットポストは
3センチ、4センチ、7センチの投函口であれば発送できますが
郵便局としては7センチの投函口から送られたら利益が減ってしまう。
ほとんどのフリマユーザーはゆうパケットやレターパックより
200円で送れるゆうパケットポストにするでしょう。
そうしたらポストは満杯になって、さらに郵便局の利益に
響くということになりかねない。
だから明言を避けるようになっているのではないでしょうか。
ここのところがモヤモヤしていました。
実際YouTubeでゆうパケットポストで7センチポストを利用して
発送できましたという動画をあげている方がいます。
動画内で郵便局員さんがポストに入れば大丈夫ですと答えていました。
もし、郵便局が7センチ投函口に入れて欲しくないのなら、
ポストにゆうパケットポストは入れないでくださいと明記すべきでしょう。
でないと利用者は混乱します。そして更に誤った情報がネットに出ているので
それを訂正するようにして頂きたいと思いました。
不確かな情報を見て見ぬふりということになります。
メルカリにとっては送料が安いとユーザーの利用が増え利益が上がる。
ゆうパケットポストはメルカリにとってはユーザーに利用してもらいたいサービス。
一方郵便局側はメルカリとは逆に、
このサービスについては積極的ではない。
ゆうパケットやレターパックを使ってもらった方が利益になるからなのか。
これ以外にも何か大人の裏事情があるのかもしれません。
まとめ





3センチ以上7センチ以下のものは、
7センチのポストで送れますか?
日本郵便お客様センター



7センチのポストについては確認しておりません
地元の郵便局員



7センチのポストで送れます
ただしこのあたりにはないです
埼玉まで行ってください
(実際に言われた通りです)w
「ゆうパケットポスト」はフリマアプリ利用者にとってはとてもありがたい発送方法で、
混雑している郵便局に並ぶ必要もなく、200円とシール代5円で発送できるのです。
郵便局とメルカリの両者にそれぞれの事情があると思いますので
グレーな部分があるのはその辺のことなのかなと思います。
郵便局側の答えがバラバラなのも事実です。
利用者としては、賢くお安く発送したいですよね。
現時点ではポストに入れば大丈夫のようですが、今後規制されるかもしれません。
また、郵便局によっても対応が違うかもしれませんので、ご注意を。
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